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小さなサビ猫

昨年の12月4日の夕方、
成城学園前駅で
小さなサビ猫を
引き取りました。

小さなキャリーバックに入っている。

中の子猫がどんな子かも
確認せずに
ふたたび大急ぎで電車に乗り込みました。

バックは
わずかに重みは感じるけれど
中の子猫はまったく
声を発しない。
「大丈夫かしら?
 具合が悪いのかしら?」

中が見えない構造になっているから
様子を覗いてみることが出来ない。
どんどん不安になってくる。

家に着くと
そっと、ふたを開けてみる。
小さな小さな猫が
小さく小さく丸くなって
震えながらうずくまっている。

そっと、抱き上げても
ニャーとも言わずに
震えている。

我が家の末っ子、もりが
我が家にやって来た日のことです。

もう一年になろうとしている。

まだ、身体はちびっけだけれど
わたしたちにとって
大きな存在。

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