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3月のはじめに

1990年のテレビコマーシャルです。
今から20年近く前のもので、
もう、2羽しか残っていないってナレーションしてますけれども、
これは「キン(♀)」と「ミドリ(♂)」の事です。
剥き出しのブラウン管に映し出されるトキの映像は
”やがて、いつの日にか「トキが生きていた」という記録だけが残る”
という暗示のようで、ずっと私の記憶に残っています。

もちろん、この2羽も今はもう、いません。
(1995年にミドリが、2003年にキンが死亡)
日本産のトキは滅んでしまいました。
私が生きている時代に、です。

野生では絶滅してしまったトキですが、
中国から贈呈されたペアから人工繁殖などによって順調に殖え続けて、
現在、佐渡島と多摩動物公園で飼育されています。
トキのいる風景を取り戻そうと2008年、佐渡島にて試験放鳥による野生復帰訓練も始まりました。

実際に保護に携わっていらっしゃった方々は数々の無念に泣き、
世間の批判に耐えして、ここまでやってこられました。
時には飛び上がりたいほどの喜びもあったでしょう。

それらはすべて実際に現場で血と汗と涙を流してこられた当事者の方々だけのものです。

コーヒーノートでは「アイアイのコーヒー」の販売を通して、
少しでもアイアイとマダガスカルの森林の保護に役に立ちたいと考えていますが、
これで本当の意味での当事者になれるとは思っていません。
半生を賭して現場で活動してこられた方々とは、やっている事の重みが全然違います…。
(だからといって、私たちがその事を恥じるものでもありません。私たちも、それぞれに社会での務めを持っているのですから)

現地で汗を流すことは出来ない私たちに出来る一番の方法が、
お金を出して託す事(=寄付)だと思います。

日本では「お金」という考えを持ち込む事が何か悪い事の様に思われがちかも知れませんが、
自分が汗を流して世の中に生み出した価値を形にして保ったものがお金であると考えれば、
それを役立て頂く事は間接的にその場で汗を流すのにほぼ等しいと思うのです。

コーヒーノートも頑張って「アイアイのコーヒー」を販売していきます。
どうぞ、よろしくお願いします。

アイアイのコーヒーのページへのリンク
アイアイのコーヒー特設ページへ

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