店頭、オンラインショップから
「アプリコットモカ」「ハウスブレンド赤」「ハウスブレンド白」
が同時に姿を消しました。
「アプリコットモカ」がなくなった為に、ブレンドも作れなくなったからです。
「アプリコットモカ」はエチオピアはイェルガチェフェ地区産のコーヒーですが、
柑橘香と紅茶のような後味が特徴のコーヒーです。
その他のエチオピア産のコーヒーとは、印象が全く違います。
コーヒーノートのブレンドを作るのに重要なコーヒーでした。
価格も安定していて使い易かったのですが、今後しばらく入荷する見通しが立ちません。
新聞等でも話題になりましたが、現在エチオピア産コーヒーの輸入は事実上ストップしています。この状態が今後しばらく続くと見られています。
モカには、このエチオピア産の他にイエメン産のものがあります。
香辛料のような香りと、とろりとした舌触り、まったく高貴な印象のコーヒーですが、高品質のものは流通量が少ないうえに非常に高価格です。
個人的にはとても好きなコーヒーですが、良いのはあまり見かけないし、商売がらみで考えるとやっぱり価格が問題になって、手が出せずにいました。
しぜん、価格が安定しているエチオピア産を使用することになります。
同じ名前でもイエメン産のモカは、エチオピア産モカを愛飲し続けて来た人からすれば全く別物として映るでしょう。
じっさい、全く別物です。
同じモカだから、とブレンド作ったらちょっと困った事になります。
現在、手元にイエメン産のモカがあります。
相当に品質が高くて、私も一口飲んで惚れ込んでしまいました。
価格も相当なものです。
ハウスブレンドには「気軽(価格も含めて)に飲めて、いつでもおいしい」というのが基本的な考えにあります。
いろいろとテクニックを使ってブレンドを立て直す事も可能でしょうし、
より安定した価格のコーヒーを販売してゆく事は大切だと感じます。
けれども、このイエメン産モカを使う以上、現在のブレンドの販売価格を維持する事は不可能です。
この時点ですでにハウスブレンドの基本的な考えから外れてしまいます。
また、このコーヒーでブレンドを作るのであれば、ハウスブレンドの考えを継承するのではなく、
今までとは全く違う、モカを前面に押し出すような方向で考える必要があると感じます。
という訳でエチオピア産モカ販売終了に併せてハウスブレンド赤/白の販売も終了させて頂く事になりました。
ご迷惑をかけて申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
最近のコメント