東京農業大学の博物館にて「レムール」展が開催されているそうです。(11月20日から)
偶然とはいえ、「アイアイのコーヒー」の発売とほぼ、同時期の開催です。
レムールというのは、マダガスカルに住む原始的なサルのことで、
現在、90種のレムールが確認されています。
その大半がごく近年に発見されたものです。
この稀に見る新種発見ラッシュの原因として研究者の努力、技術の進歩はもちろんですが、
一方で森林が著しく減少し、人間がずんずんとかつての森林奥地にまで入って行けるようになったから、という事情があげられるそうです。もちろん、調査はとても大切だと思っています。
人間が踏み入ってはならない「聖地」とでもいうべき場所は今や、世界中どこを探してもほとんど残されていないのかもしれません。
さまざまな野生の生き物たちが、生きる場所を失いつつあります。
自然の法則に従って生息数は制御されて、あるものはいなくなってしまうのだけれど、それすら彼らは黙って受け入れます。
「黙って、誰かに訴えることもなく、ただ受け入れる」という事が、私をとても切ない気分にさせます。
野生には感傷なんてないと思います。
ただ、黙っていなくなってしまう…。
人それぞれに、守ろうとする物は違います。
私にとって、遠い南の島の生き物たちにどれほどの思い入れがあるのか?と問われれば、
「子どもの頃、歌に唄ったおさるさんだから」くらいの返事しか出来ないけれども、大人になって、ほんの少しは力を持ったから、それで何か行動が起こせるはず。
ほんの小さな行動でも、何もしなかったことにはならないから、何かを起こしたい。
世界の大勢から見れば、取るに足らないように思える小さなことがらにも目を向けたいと思います。

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