数少ない私の友人に小学生の男の子がいます。
お父さん、お母さんと一緒にお客さんとして来てくれる事もあります。
下校時には、こちらが接客中だろうが何だろうが、お構いなしに店の入り口まで挨拶しに来てくれます。
のんびりとした優しい子で「みち草しているうちに友達に置いてきぼりにされる」と腹を立て、ひとしきりぶうぶう文句を言うと気が収まるのか、「じゃぁね!」と言って帰って行きます。
先日その彼が「見て!」と手にして持って来てくれたのは「フンコロガシ」。
田舎育ちの私ですから、
フンなら、犬でも猫でも人のでもそこら辺に転がっているのを見たり踏んだりしましたが、
フンコロガシは見たことなかったです。
日本にいるとは思わなかった。
調べてみたらやっぱり、ちゃんといるらしい。
私が知らなかっただけ。
ぴかぴかで青緑色に光り輝き、存在感溢れる丸まるっとした体つきは神々しくさえあります。
「いくらだ?譲ってくれ!!」と出そうになるのをどうにか呑み込み、
「どこにおったんや!?」と聞き返すわたし…。
なんで彼はすぐさまこの虫がフンコロガシだと分かったのか?
彼の小さな世界は、私たち大人から見れば取るに足らないと思えるような数々のちっぽけな生命で満ち溢れています。
それらのすべての名前を彼は知っているのかも知れません。
中には、彼オリジナルの呼び名で呼ばれている生き物や植物も存在するのでしょう。
彼の世界がどんどん大きくなった時、果たしてどれくらいの種類の生命たちが残されているでしょうか?
溢れるほどの生命に満たされた世界は、私たち人間自身が何者であるか、を知る手掛かりとなるはずです。
どれだけ残せるか、すべて私たち大人にかかっているように思います。
私が「アイアイのコーヒー」を作ったのは、絶滅の危機に瀕したマダガスカルの自然と固有の生き物たちを守るために活動している島泰三先生、そして日本アイアイ・ファンドに共感したからです。
「自分も何か行動を起こしたい」と。たとえ、それがほんの小さな行動だとしても…。
「もうちょっと遊んだら、逃がすよ」
彼の方がよっぽど大人でした。
こんな事を言ってる私自身、子どもの時分はろくでもない事ばっかりしていましたけれども。
ごぶさたしております 心の仕事?で すこしボロボロになって おりましたが 落ち着きました。 まだまだ いたらぬところがありますが 御店に 笑顔でうかがえるように 願っております さて フンコロガシですが 子供の視点は びっくりさせられる事が いっぱい おもしろく そして すばらしいです!
落ち着かれたようで何よりです。
個展も盛況のようですね。
心の仕事の成果の表れですね。
ジムシー五右衛門様はいつも子供と大人の視点で、創作なさっておられるのだと思います。
ご来店をお待ちしています。