例年だと、10月の第1週の日曜日。
横須賀の先、三浦半島のとある山の頂にて、
ワシ・タカ類の秋の渡りを観察することができます。
と言っても、私が観察したのは15~6年前の事ですが…。
朝4時頃に起床、横浜から京急に乗り換え、待ち合わせ駅に集合。
そこからさらにバスで現地に向かいました。
私の装備は、双眼鏡、フィールドスコープ(地上用望遠鏡)、三脚、フィールドガイド、フィールドノート、コンビニで買って来た握り飯が4つばかり、番茶の入ったサーモポット、おやつのガムとかアメ。
山頂に着くと、早速何羽かのワシ・タカが通過する姿を目にする事が出来ました。
まだ、早い時間は山頂すれすれを飛んでゆきます。
ここの山頂で観察できるのは、ほとんど「サシバ」という猛禽です。
彼らは長い旅を、自ら羽ばたいて飛ぶのでなく、上昇気流に乗って移動します。
正午頃になると、気温も上昇するため、相当に高い所を飛ぶようになります。
この頃、渡りの数もピークを迎え、ものすごい数が山頂のかなり上空を通過します。
サシバは一つの方角から来るのではなく、各方面から小さな群れでやって来て、
それらの各グループがいったん、山頂近くで合流します。
合流する時には「タカ柱」というのが出来ます。
猛禽で出来た「蚊柱」みたいなものです。
タカ柱はそのまま旋回しながら上昇気流を待ち、
それから、渡りの方角(南方)に進路を取り、まっすぐに滑空してゆきます。
観察者の中には、渡りの数の凄まじさ、タカ柱の雄大さ、
「渡り」という野生の不思議、大自然のシステムに感激して、
「うわぁ、まだまだやって来る!」なんて言いながら、声が上擦って泣き出しそうになる方もいらっしゃいます。
私も震えるような感動を覚えたものです。
「渡り」というのは、本当に不思議なシステムです。
現在販売中の「渡り鳥のためのコーヒー」は中南米を行き来する渡り鳥を保護する事を目的としたコーヒーです。
すてきなお話ですね。
最後はコーヒー豆のお話だったとは!
ロズマリン様、コメントをありがとうございます。
現在、この山で観察出来る渡りの数も減っていると聞きました。
中南米も同じだそうです。
私自身が見た「渡り鳥」の姿を紹介することで、
「渡り鳥のためのコーヒー」を召し上がるお客さんの想像力がかき立てられれば、と思っています。