古くからの知人が店を訪ねて来てくれました。
私と同業。
此のたび、現在勤めている店を退職して独立する事を決意され、
今日、退職にあたっての最終的な打ち合わせを済ませたその足で
座間のコーヒーノートまで来てくれたのです。
彼が働いているのは銀座の名店です。
私がこの業界に入る以前から、そのお店で修業をされていました。
もう15年にもなるそうです。
年内にも自家焙煎コーヒー豆売店としてスタートされる予定です。
焙煎機メーカーさんとも打ち合わせしたそうですが、
そこの担当者に「独立を思いとどまるように説得された」そうです。
何を始めるにも非常に厳しい時代だから、という理由らしいのですが、
考えてもみて下さい。
焙煎機メーカーが顧客に出店を制止するなんて、普通では考えられない。
現在、自家焙煎業というのはそれだけ厳しいということなのでしょう。
飽和状態のこのマーケットに新規参入するのは一種の冒険であるのは事実。
それでも彼は決心したのです。
「この人に会って相談するといいと思う。
誰よりも親身になって相談に乗ってくれるはずだから…。すぐ連絡した方がいいよ!」
「物件取得後はまず、管轄の保健所に届け出!」
「経理関係の事は、商工会に入会すれば丁寧に指導してくれるから心配ないよ!」
自らの経験・失敗を踏まえたうえでのアドバイス。
私にはそれしか出来る事はありません。
彼は誠実な人ですから、素敵なお店が出来ると信じています。
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