京都のコーヒー生豆商社の営業さんと話していたときの事、
「最近の自家焙(じかばい)屋※さんて、趣味の延長から始めた人がほとんどやんか?」
※同業者のあいだではコーヒー自家焙煎店のことを略して自家焙(じかばい)と呼ぶことがあります。
「あ〜、確かにそれは言えてるかも知れません …」
「趣味の感覚でやってるうちは儲かるはずないやんか?」
「そら、そうですね〜。
ぼくね、コーヒーの自家焙煎業は自己満足業やな、なんて思うたことありますもん。
おいしいコーヒーを焙煎できたらそれでええ、みたいに思うたりね。
あと、こんなに上手いこと焙煎できた豆、売りとうないて思うたりね…」
まぁ、趣味の感覚でやってるかそうでないか、でその人の作るコーヒーの価値が決まるのではないでしょう。
でも、趣味の延長でやっているかぎり、満足するのは自分自身。
仕事になった時、初めてお客様の満足が得られるのかもしれません。
今年一年を振り返るにはまだ早いですが、
少しずつ、ほんの少しずつ、私自身の意識も変化してきたように思います。
「ところで、自家焙さんって、みんな自分自身(の技術)が
どのへん(どのレベル)にいてると思うてはるんでしょうか?」と、私。
「大森さん、みな自分の作ったんが最高やと思うてるに決まってるやんか!」
…そりゃ、そうです。
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