ゆうべ、お客様から一枚の絵はがきをいただきました。
ちょうど私が留守をしている時でしたのでご本人には会えませんでした。
このお客様は高橋雅和さんといいます。
絵を描くことが仕事です。
私と同い年。
コーヒーノートでも高橋さんの個展を何度か開催しました。
いろいろな賞を受賞していらっしゃいますが、
「気に入らなかったから」とその絵を真っ白に塗りつぶして全然別の絵を描いたりしてしまう人です。
私も彼の作品を持っています。
その彼が「大森さんが前に一番好きな画家だって言ってたから…」
そう言って嫁はんに渡してくれたのは、
ローレンス・ローリーの絵はがきでした。
独身時代にたまたま手にした雑誌にローリーが特集されていて、
それまで知らなかったその画家の絵に引き込まれ、いっぺんに好きになりました。
ただ、日本ではまったく無名なのか画集すら出ていないし、
インターネットでもなかなか彼の名は登場しませんので、それ以上追いかける気にもならず忘れ去っていました。
高橋さんは独自の世界を持っていて、会話が噛み合わなくなったりすることもあるんですが、いつも「前に大森さんはこんな話をしていましたよね?」と、いろんなことを覚えていてくださり、このたびもこうしてローリーの絵を探してきて下さったのです。
彼は周囲を取り巻くものごとをどのような形で自身にインプットしているのだろう?
記憶に留めるときの形、処理の仕方が一般の人とは違うのかも知れない。
きっと、心のありようも違うのでしょう。
最近の彼の作品は、以前よりもっと素直で軽やかな印象に変わってきました。
またコーヒーノートで紹介できれば、と考えています。
あらためてローリーに関するサイトを探していましたら
以下の2サイトが見つかりました。
人に「ローリーという画家が好きです」と話してもなかなか伝わらなかったんですが、
これで伝わるようになります。
街や工場といった人工的なものに名も無い人々が吸い込まれるようにして生きている様を描いた作品が多いですが、見飽きる事のない絵だと思います。
最近のコメント