こちらは朝から雨降りです。
道行く人は傘を差して俯きがちに早足で通り過ぎてゆきます。
店頭には、野菜・りんご。
この時期にしか穫れない、この時期しか味わえない、滋味ある食べ物。
穫れる時期が決まっているってことは、穫れるときにはたくさん穫れる。
コーヒーノートの店頭にもたくさん並んでいます。
「なんなんだ、この雨は!!」つい、そんな気持ちになってしまいます。
どんなに良い物だと信じて店頭に並べていても、買って試してもらわなきゃ始まらない。
じっさい、いちど試した人はほとんど必ず「このあいだのあれ、ある?」
と言ってやって来る。
どんどん買ってもらわなきゃ!どうやって伝えていけばいいんだろ?
コーヒーも、野菜も、そのほか、もっとたくさん…。
どんなに素晴らしい商品を持っていても、それだけじゃぁダメなんですね。
私はずっと、おいしいコーヒーを作り続ける事だけに目を向けてこの店をやってきました。
けれども、これからはいかにして商品の素晴らしさを伝えて、納得して買ってもらって満足していただくか?
それを考えて行動していかなきゃ!!
「だからって、そんなふうにぐいぐい押してばっかじゃダメ。お客さんにも事情あるんだから…」
お客様おひとりおひとりに合った販売の仕方があります。
使い分ける事が出来るようになるのが、個人商店の経営には必須の技術。
(果たして技術と言っていいのか、心なのかも知れませんね)
と、この道何十年、KAYAの社長さんにも窘められてしまいました…。
お百姓さんが丹精して作った野菜は収穫時期も決まっています。
一番おいしいシュンカンに穫るのです。
こっちが雨降りだろうが、なんだろうがお構いなしです。
「これだけ穫ったんだけど、何とか販売して欲しい」って、
こんな時でもKAYAの社長さんは、お百姓さんから頼りにされるんですねぇ〜。
引き受けたからには、鮮度が勝負。
言い方は良くないですけど、一番おいしく頂けるうちに捌いていかなくてはならない。
それがものすごい数で、どんなに大変でもやってしまう。
常連のお客様はそういう事情をよく理解なさっていらっしゃるから、
「私も協力するわ」と、お買い上げくださる。
お百姓さんも助かります。
そのぶん、一番良い野菜を最優先で廻してくれる。
こうして他にはない良い商品が店頭に並ぶという訳です。
めったに手に入らないような珍しい物が穫れたときだって「まずはKAYAさんに!」ってことになります。
付け加えさせていただくと、私ならこういうちょっとしか入らない極上の商品は、普段こちらの事情を汲んで協力して下さっている常連のお客様にこそ、お買い上げいただきたいと思うでしょう。
なんだか今、とてもいい勉強させてもらってる気がします。
私もけっこう(俄ですけど)八百屋らしくなってきましたよ。
「こんちきしょー!!」って思ってた雨があがりそうです!
本日、特にお勧めしたいのは、
群馬から今朝届いた
天然の野せり (1把100円です!!)
冷たい雪解け水流れる、せせらぎで穫ってきたものです。
天ぷら、なべ、おひたし、きんぴら…。
どんなふうにして使うのかお客様にも聞いてみよう!

段ボールのPOPです。
群馬の野セリでしたか!
保育園で買いましたよ~。
セリご飯おいしそうですね。
私はもっぱら刻んでお味噌汁などに散らして、かおりを楽しんでいます。
あと、さっとゆがいておひたしも大好き。
野生的な強いかおりと、シャキシャキした歯ごたえがたまりません。。。
KAYAさんのりんごなども、親の皆さんに大人気です。
「これ食べたら、普通のお店のはおいしくない」
カンボジア出身のお父さんだって言いますもの。
皮をメェコに持ってきてくれますよ(^-^)
(時々ベルジアが横取りしてます;)