ゆうべの書き込みで、
「カフェ・ド・ランブル」の関口一郎御大
「カフェ・バッハ」の田口護さん
「もか」の標交紀さん
の名前を出しました。
お三方とも、日本の自家焙煎店の草分け的存在で、現在もご活躍中でいらっしゃいます。
まだコーヒーの自家焙煎がほとんど知られていない頃から、その歴史をスタートなさっています。
私が「将来、コーヒーの自家焙煎を生業にしていきたい」と考え始めた頃のスター的存在でした。著書もたくさん揃えて読みました。
みなさん、それぞれにコーヒー・ストーリーをお持ちで、「あんなお店を持ちたいな」と憧れたものです。
その頃、にわかに頭角を現し始めたのが、「珈琲工房ホリグチ」の堀口俊英さんです。
コーヒーに対して、それまでとは全く違う捉え方、考え方をする人でした。
しっかりとした信念を持ち、それを声高にアッピールしていく姿は当時、衝撃的ですらありました。
氏の、コーヒー生豆の品質に対する考え方、
コーヒーを「食」全般のなかの一部と位置付ける考え方、
当時(1990年代)、まだ珍しかったエスプレッソの重要性を力説する
などすべてが、今では本流といえる考え方となっています。
公の場(業界誌の紙面上)にて、関口一郎さんの考え方に堂々と異を唱えるなど、
なにしろ「こんなにハッキリ物言って大丈夫かしら」とハラハラしながら成り行きを見守ったものでした。でも、全てが御自身の信念に基づいたものでしたから、説得力ありました。
当時、堀口氏の他にも同じ考えでもって仕事をしてこられた方はいらっしゃるかもしれませんが、
外に向かって積極的に発言されることはなかったようです。これも、その方の考え方なんでしょう。
私のキャリアは、まずはじめに
関口さんの流れを踏襲したお店で3年修行ののち、
堀口さんのお店で3年修行させていただきました。
とはいえ、どこで、どんな修行をしてきたか、ということはお客様にとってあんまり興味のないことでしょうし、独立してからどんなふうにしてきたのか?そしてこれからどうしてゆくのか?が、すべてであると思います。
来年はコーヒーノートも5周年を迎えます。(まだ4周年も迎えてないですが…)
今の自分はコーヒー業界の流れにおいて、どんな位置にいるのだろうか?と考えることもあります。
自分自身のルーツというものをもう一度見直して見たいな、と考えています。

お三方の著書。ほかにもたくさん持ってますよ。
この道で生きてゆくからには、いつか自身の著書を出せるくらいになりたいと思ったものですが、いまの私にはまだまだ人に語れるような事はほとんどないです。
それでも、雑誌「カフェ&レストラン」誌上にて、世の中の焙煎士のみなさんの事を紹介する仕事をさせていただいています。本当にありがたいことです。
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