
<幼い頃の想い出>
幼い頃、旧満州(中国)の満州鉄道官舎に住んでいた頃を想い出して描いた作品です。一枚の写真と記憶をたどって2年がかりで完成。両親と兄、弟と共に家族全員が揃っていた時で、官舎の後ろを満鉄の列車が走っています。奥の大きな建物は日本領事館で、点在する建物は領事館内にあった裁判所の職員官舎。当時の領事官は後の吉田茂首相。流れる川の向こうは朝鮮です。
吉村房子(よしむら ふさこ)
1915年、宮崎県に生まれる。
幼稚園に勤務後、座間市子どもの家保育園の病児室に勤務。
60歳になってから絵画の勉強をはじめる。
その後、家庭裁判所で調停員を勤める。
2004年、脳梗塞で倒れた後もリハビリを兼ねて絵筆を持ち続け、
2年がかりで「幼い頃の想い出」を完成させる。
2006年、この作品が横浜シニア絵画展にて最高齢で入選。
現在92歳。
麦っ子畑保育園の園長大島貴美子さん、吉村房子さんのご家族のご協力で
本日から「小さな展覧会」を開催させていただくことになりました。
コーヒーノートのお客様には保育に関わる職業の方がたくさんいらっしゃいますが、
吉村さんのお人柄は、みなさんに慕われているそうです。
展示の作品点数は5点、と文字通り小さな展覧会ですが、ぜひお越しになって下さい。
アンリ・ルソーみたいな、素朴でかつ、見飽きない。
見れば見るほどに、引き込まれてゆくような作品ばかりです。
芳名帳も用意させていただきました。
現在、病気療養中の作家にみなさんの御感想をお書きになってくださいますよう、お願いします。

<人形>
今回の展示作品のなかでは、私はこの作品が好きです。
大島貴美子さん蔵。
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