今日は「カフェ&レストラン」の取材でコーヒーノートを休みにして墨田区まで出掛けました。
同業の方を取材するときの私の基本スタンスは、自分の仕事上の悩みなどを率直に話すこと。
自分で物を作って、自分で販売してゆく中で互いに共通する悩みなどもあるはずだからです。
(中には、とっくにそんなものを越えてしまっている人もいらっしゃいますが…)
悩みだとか、ネガチブな部分から入るところが私らしいですね…。
「いや〜、互いに頑張っていこうよ!」なんて言ってもらったりで、
これでは取材なんだか、私の悩みを打ち明けて聞いてもらってるんだか分かりませんね!
本当言うと、取材を終えるとぐったりと落ち込んでしまうことが多いです。
悔しい思いをしたり、私に欠けている部分が見えたり、「自分もそうあらねば!」と急き立てられる気になったりするからです。
結局は「自分にしかできないやり方でやっていくしかない」という所に落ち着くのですけれども。
偉そうな話ですけれども、私が理想とするところはとても高いです。
今までに、そんなお店に出会ったことはありません。(ぷぅっ、って吹いてる人もいるかも!)
だけど誰もがそうだと思います。
最終目標が「あの店のようになりたい」「あの店と同じ味わいのコーヒーを作れるようになりたい」なんて人はいないと思います。成長過程における目標としてはそれもアリでしょうけれども。
だれも踏み込んだことのない地平に到達したい、自分にしか出来ない味覚表現を手に入れたい。
みんなきっとそう思っているはずです。
もちろん、私だってそう思っています。
いろんな人に出会って「敵わないや」と、その都度自信をなくしたり、ふたたびやる気を出したりしながらよちよち、一歩一歩進んでいます。
確かに、少しずつだけど前に進んでいる!今私はそう実感します。
コーヒーノートを支えてくださる多くのお客様、そして先輩方のおかげです。
私はこの仕事をずっと生涯続けていこうと考えています。
もちろん、将来的にそれがどんな形に行き着くかは想像つきませんけれども…。
ちょっと話が飛躍しますけれども、冷蔵庫にしまってあった焼いた鮭の切り身をひとくち食べたとき、
「あ、鮭って川魚なんだ!」と改めて思いました。
ほかほかと温かいときには気付かなかったのに、冷めたのを食べたら川魚の味がしたんです。
川で生まれて、海で成長して、川に戻って死ぬんですものね。
鮭の原点は川なんです。川魚の味がして当然です。
(食べ物って意外と冷めたときにその真価が現れるってことが多いと思います。「味わう」という観点からすると意味のないことかもしれませんけれども、コーヒーだってそうです。本当に上手く焙煎されたものは、冷めてからグッと旨さが増してくることがあります)
私がコーヒー以外の何を作ろうと、そこに現れてくるのは私自身なのでしょうね。
その物の原点というか、つまり私自身が宿っているはずです。
いつまでも、しょうむない人間のままでいられません。
ちょっと、こじつけてしまったかな?
私らしい、ちょっといんちきくさいお話しでした。
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