今日、夕方6時から始まった「コーヒーノートの朗読会」が無事終了しましたことを報告させていただきます。
今日は朝から、ご参加いただくみなさんをどうやって迎えたらいいかと緊張しっぱなしでした。
コーヒーノートをやってきて本当に良かったです。
ご参加いただいたお客様、おひとり、おひとりとの最初の出会いを思い出したりしながら、「まさか、こんなふうに一緒に時間を過ごせることになろうとは…」と、感激しっぱなしでした。
いつもの私の調子のいい思いつきを「こりゃ、何とかしてあげなきゃ」と、みなさんに人肌脱いでいただいた形で今回の朗読会は実現しました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます。
今回、ご参加いただいたのは、飲食関係(オレ)、染織関係(嫁さん)、教職関係、(”ショク”で攻めてますね)幼稚園生のみなさんです。
誰ひとり欠けても、今日のこの素晴らしい時間は生まれなかったと思います。
みなさんの、”自分らしさ”が伝わってきたこと、こんなふうにみなさんがコーヒーノートを盛り上げようとしてくださっていることが、本当にうれしくて…。
それで、私は一番後ろの席で聞かせていただいてました。泣いてしまいそうで…。
それにしても、今夜のいちばんの主役は、幼稚園生の女の子でした。
お母さんといっしょに、一生懸命読んでくれました。空気が凛とするようでした。お母さんとパートを分けて読んでくれたのですが、参加者のみなさんが、彼女の出番になるのを楽しみにしているのが手に取るように分かりました。お母さんの朗読も素晴らしかったです。嫁さんは、思わず泣いてしまったそうです。
この感じ、この場にいらっしゃれなかった方には、伝わらないかもしれません。形には残らないけれど、今、この時しかない時間を人と人とが作り上げることって素敵なことです。
お客様、おひとり、おひとりと、こうした時間を持つことができるよう、コーヒーノートの仕事に励もうと思いました。
もちろん、反省する点もあります。次回はこんなふうにしていきたいね、と二人で話し合っています。
朗読会の模様は、録音させていただきました。いい記録になります。だけど、自分のはできることなら、永遠に封印してしまいたいような心境です。
「一回目は、こんなだったねぇ」って懐かしむことができるように、これからも回を重ねてゆきたいと思います。
朗読会のトップバッターは嫁さんでした。ネットで公開するのに、著作権フリーな作品ですので紹介させていただきますね。
「コーヒーノートの朗読会」 大森美紀さく
小さな街の小さなコーヒー屋「コーヒーノート」の博くんは
毎日、コーヒー豆をやいたり、お客さまにコーヒーを淹れるのが仕事です。
ある日、博くんは猫のチケちゃんに小さな悩みを打ち明けます。
「ねぇ、チケちゃん、コーヒーの仕事の他に、みんなをびっくりおどろかせて
”どうだオレ様は”っていばってみたいなぁ。何かいい方法はないかなぁ」
「そうだ!!ギターを弾いて歌をうたってロック歌手になるって、どう?」
チケちゃんは、いねむり。
「う〜ん、ギター弾けないんだったなぁ。そうだ!!舞台をつくってオレ様が主役のお芝居をするって、どう?」
チケちゃんは、まだ、いねむり。
「う〜ん、お店に舞台はつくれないか。そうだ!!オレ様がみんなに物語を読んで聞かせるってどう?」
チケちゃん、片目だけ開けています。
「オレ様一人だけじゃ、みんなつまらないかなぁ。じゃあ、そうだ!!みんなが一人ずつお話を読むのはどう?」
「ニャ〜ン、ゴロニャ〜ン」チケちゃんが賛成してくれました。
さぁ、博くんは朗読会の準備に大はりきりです。
”日にちはいつにしよう。誰に声をかけよう。飲み物、食べ物はどうしよう。案内状を作らなくちゃ。
イスはどんなふうに並べたらいいかな。たいへん、大事なこと忘れてる。自分の読む物も決めなくちゃ。
練習もしなきゃ。あ〜忙しい!!”
そして、いよいよ今日はコーヒーノートの朗読会です。
みんなが集まってきてくれました。ちょっと緊張した顔をしています。
博くんが何か説明していますよ。
「コーヒーノートの朗読会で約束してほしいことです。
読み間違えても、1ページとばしちゃっても、気にしないこと。
自分の読みたいお話を、大きな声で、ていねいに読むこと。
みんなの読んでくれるお話を、きちんと聞くこと」ですって。
それでは、「コーヒーノートの朗読会」のはじまり、はじまり。
昨夜は楽しいひと時を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。大森さんのお誘いは冗談のようで、気軽に「いいよ」と答えたのですが、こうしてちゃんと朗読会の形になるまでの準備は大変でしたね。おいしいところだけいただいちゃった気分です。
幼稚園生の女の子の朗読は本当に素敵でした。澄み切った声が清らかで心が洗われるようでした。皆さんの朗読も知っている作品、知らない作品、初めて聞く声、ちょっとわくわくしました。
自分の出番は、まぁ封印ということで、なにより手作りのあたたかな雰囲気が生まれたのは大森夫妻のお人柄なのだろうなぁと帰る道々思いました。ホントありがとうね!
ゆうべはありがとうございました。
がちゃがちゃした毎日のなかで、みみをすますこと、わすれてしまいがちでした。目を閉じて、耳をはたらかせることで想像力もぐんぐんとふくらむんですね。
新年早々に第2回を開催したいと考えています。また、ぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。。