東チモールのコーヒーについて、以前書き込んだことがあります。(フェアートレードコーヒーの紹介をしました)
今回は、じっさいNGOの活動で現地に行ってこられたコーヒーノートのお客様から聞かせていただいたお話です。
東チモールのコーヒーの主要産地のひとつ、エルメラに滞在されたそうです。
現地では、コーヒーがそこらへんに自生しているそうです。
アメリカの企業が着実に地盤を固めていて、農園の整備、労働者の意識改善を進めているそうです。
コーヒーの品種は大雑把に分けますと、アラビカ種とロブスタ種というのがあって、それぞれ以下のような特徴があります。
・アラビカ種:味わいに優れるけれど、収量は低い、病害虫に弱い(コーヒーノートではアラビカ種のみ扱ってます。それも最高級グレードのみ)
・ロブスタ種:味わいは劣るけれど、収量は高い、病害虫に強い (主に工業用といって、インスタントコーヒーの原料として使われています)
東チモールでは、この両品種の交配改良を進めてきた結果、特有のCafe Arabica Hybride de Timor アラブスタ(Arabusuta)という品種を生み出し、世界市場に知られるようになりました。
(味わいと生産性はアラビカ種並み、病害虫にたいする抵抗力はロブスタ種並み)ただ、日本でどれくらい出回ってるかは判りません。
現地の人たちは、日常的にコーヒーを飲んでいるそうです。生豆を手鍋で炒って。結構深煎りで、人によっては仕上げにバターもしくはマーガリンをひと匙加えるそうです。
深煎りにするのは、風土的な理由もあると思います。というのは、甘み、酸味、辛味、苦味などのうち、苦味が最も涼感を得やすいという理由と(だから、一般的にアイスコーヒーは深煎りが多いんです)
使っている原料からそうせざるを得ないという理由もあります。使用する豆はもちろん輸出規格から外れた裾物だろうと思います。カドが立ってクセが強かったり、好ましくない味があったりすると思われます。
こうした豆は深煎りにすることで、あるていど嫌なクセを消してしまうことができます。そうしないと飲めないような物を飲んでいるのかもしれません。
一般的には深く焙煎すればするほど、もともとコーヒー豆に備わっている成分は失われるというか、個性が抜けていきます。
ですから、クセを除くためとかではなく、おいしいコーヒーを作るというポジティブな意味での深煎りに耐えられて、個性を失わない豆というのは、ごく限られた良質の豆ということができます。
コーヒーノートで扱っているのは、すべて、ごく限られた良質の豆です。それを浅煎りにしています。コーヒーが持っている味わいを余すところなくたっぷりと味わっていただきたいからです。
だから、コーヒーノートのコーヒーは豆の量を少なめにして淹れても、しっかりとした味わいが楽しめるでしょう?
ところで今回、東チモールに行ってこられたお客様は助産婦さんです。現地では、10人の赤ちゃんの出産に立ち会われて、助産師のご指導にあたってこられたそうです。
お疲れ様です。貴重な体験談を聞かせていただいてありがとうございます。こうした方たちのおかげで、日本の東チモールにおけるNGO活動は非常に高い評価を得ているんですね。
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